代表あいさつ

狭山よつば塾代表 佐久間健

「よつば塾ってどういう塾?」と聞かれたとき、私はいつもこう答えます。

「一言でいうと”学び合いの場”かなぁ」、と。


勉強だけが『学び』ではありません。

仕事や趣味の話、大学でのサークル活動や高校での部活の話、受験や恋愛、失恋の話など、子どもたちは人生の先輩達から勉強以外にも多くのことを学び、時には悩み、自分自身と向き合いながら少しずつ成長していくものです。


よつば塾では、学力に応じてスタッフが子どもたちの学びをサポートしますが、学習支援を通じてスタッフ自身が子どもたちから学ぶことも少なからずあります。


これが『学び合いの場』です。


将来、子どもたちが精神的にも経済的にも自立した大人になり、自分の幸せを自分の手でつかむためには、勉強だけでなく多くの『学び』が必要だと思います。


私が子どもたちに伝えたいことは、「自分を必要としてくれる人が必ずいること。お蔭様の気持ちを常に忘れないこと。そして、自分一人の力で生きていくことが自立ではないこと」。


子どもたちが、集団や組織の中で自分の役割や存在意義を少しでも感じることができたとき、それは「自立に向けた第一歩」ではないでしょうか。


そして、将来の目標や理想の自分を漠然と思い描けるようになれば、その思いは今の自分を成長させる大きな力となるはずです。

そんな『学び合いの場』から卒業するとき、きっと子どもたちは「自分を好きな自分」になり、将来、自らの手で幸せをつかんでくれると信じています。